この記事では、キヤノン セルフィー QX10とQX20の違いを、用紙サイズや印刷範囲、充電時間まで比較します。
結論からいうと、カードサイズも使いたいならQX20、スクエア写真だけを手軽に楽しみたいならQX10が候補です。
そこで、購入後に「欲しいサイズで印刷できなかった」と後悔しないよう、選び方と注意点を先に確認しておきましょう。
先に結論!QX20は多用途向け、QX10はスクエア重視向け
キヤノン セルフィー QX10とQX20の大きな違いは、対応する用紙サイズと使い勝手です。
QX20は後継機としてカードサイズにも対応し、充電時間や印刷時間も短縮されています。一方、QX10はスクエア写真を気軽に楽しみたい人に向いています。
比較表で先に違いを確認
まずは、QX10とQX20の違いを一覧で確認しましょう。
| 比較項目 | SELPHY SQUARE QX10 | SELPHY QX20 |
|---|---|---|
| 対応用紙 | スクエアフォーマット | スクエアフォーマット、カードサイズ |
| 用紙サイズ | 約72.0×85.0mm | スクエア72.0×85.0mm、カード54.0×85.0mm |
| 印画エリア | 最大約68×68mm | スクエア最大約72×72mm、カード最大約72×54mm |
| 印刷時間 | 約43秒/枚 | 約40秒/枚 |
| 充電時間 | 約2時間 | 約80分 |
| 充電端子 | マイクロUSBケーブル | USB Type-Cケーブル |
| 重さ | 約445g | 約455g |
| カラー | ホワイト、ブラック、ピンク | ホワイト、グレー |
大きな判断ポイントは、QX20だけがカードサイズに対応していることです。
手帳やアルバムにスクエア写真だけ貼りたいならQX10でも十分ですが、カード風プリントや横長の写真も楽しみたいならQX20のほうが使い道が広がります。
どっちを選ぶかの結論
選び方を用途別にまとめると、次のようになります。
| 重視すること | おすすめ |
|---|---|
| カードサイズも印刷したい | QX20 |
| スクエア写真だけでよい | QX10 |
| 充電時間を短くしたい | QX20 |
| USB Type-Cで使いたい | QX20 |
| ピンクやブラックを選びたい | QX10 |
| 新しい後継モデルを選びたい | QX20 |
迷ったらQX20、スクエア写真だけで価格を抑えたいならQX10という選び方が分かりやすいです。
ただし、QX10は販売状況によって在庫や価格が変わる可能性があります。購入前には本体価格だけでなく、使いたい用紙セットが手に入りやすいかも確認しておきましょう。
キヤノン セルフィー QX10とQX20を7項目で比較
ここからは、QX10とQX20の違いを7項目に分けて詳しく比較します。
スペック表だけでは分かりにくい「実際にどちらを選ぶべきか」まで整理していきます。
用紙サイズの違い
| 比較項目 | QX10 | QX20 |
|---|---|---|
| スクエアフォーマット | 対応 | 対応 |
| カードサイズ | 非対応 | 対応 |
| 向いている使い方 | ましかく写真、アルバム、手帳 | ましかく写真、カード風写真、横長レイアウト |
用紙サイズの違いは、QX10とQX20を選ぶうえで最も重要です。
QX10はスクエアフォーマットに対応したモデルです。ましかく写真を手帳やアルバムに貼りたい人には使いやすい一方、カードサイズのシール紙は使えません。
カードサイズも使いたい人はQX20を選ぶ必要があります。
印画エリアの違い
| 比較項目 | QX10 | QX20 |
|---|---|---|
| スクエア印画エリア | 最大約68×68mm | 最大約72×72mm |
| カード印画エリア | 非対応 | 最大約72×54mm |
| 見た目の違い | 余白を活かしたスクエア写真向き | より広い印画エリアを使いやすい |
印画エリアとは、用紙の中で実際に写真が印刷される範囲のことです。
QX10のスクエア印画エリアは最大約68×68mmですが、QX20ではスクエア最大約72×72mmまで対応しています。
同じスクエア系でも、写真部分を少し広く見せたいならQX20が有利です。
ただし、余白を残して文字を書いたり、手帳に貼ったりする使い方なら、QX10のスクエア感も十分楽しめます。
印刷時間と充電時間の違い
| 比較項目 | QX10 | QX20 |
|---|---|---|
| 印刷時間 | 約43秒/枚 | 約40秒/枚 |
| 充電時間 | 約2時間 | 約80分 |
| フル充電時の印刷可能枚数 | 約20枚 | 約20枚 |
印刷時間はQX20のほうが少し短く、充電時間もQX10より短縮されています。
1枚あたりの印刷時間差は大きくありませんが、複数枚を続けて印刷すると体感差が出ることがあります。
充電待ちの短さを重視するならQX20のほうが使いやすいです。
一方で、フル充電時の印刷可能枚数はいずれも約20枚とされています。外出先で大量に印刷する用途というより、スマホ写真を少しずつ楽しむプリンターと考えると選びやすいです。
充電端子と同梱品の違い
| 比較項目 | QX10 | QX20 |
|---|---|---|
| 充電ケーブル | マイクロUSBケーブル Type-A | USB Type-C C to C |
| お試し用紙 | 3枚分あり | 公式FAQ上は本体と充電用USBケーブル、使用説明書 |
| 使い勝手 | 旧端子の充電環境が必要 | USB Type-C環境に合わせやすい |
QX10は充電用マイクロUSBケーブルが同梱されているモデルです。
一方、QX20はUSB Type-Cの充電用USBケーブルが同梱されています。スマホやタブレット周辺機器をUSB Type-Cでそろえている人には、QX20のほうが扱いやすいでしょう。
いまから新しく選ぶなら、USB Type-C対応のQX20は日常使いに合わせやすいです。
ただし、充電器の条件によって充電時間が変わる場合があります。とくにQX20の急速充電には、必要な出力条件を満たすUSB充電器を使う必要があります。
本体サイズと重さの違い
| 比較項目 | QX10 | QX20 |
|---|---|---|
| サイズ | 約102.2×143.3×31.0mm | 約102.2×145.8×32.9mm |
| 重さ | 約445g | 約455g |
| 携帯性 | コンパクト | ほぼ同等にコンパクト |
本体サイズと重さは、QX10とQX20で大きくは変わりません。
QX20のほうがわずかに大きく重いものの、どちらも持ち運びやすいミニフォトプリンターです。
携帯性だけで選ぶなら、差は小さいと考えて問題ありません。
選ぶときは、本体の軽さよりも「カードサイズを使うか」「充電端子をどうしたいか」「好きなカラーがあるか」を優先したほうが失敗しにくいです。
カラー展開の違い
| 比較項目 | QX10 | QX20 |
|---|---|---|
| カラー | ホワイト、ブラック、ピンク | ホワイト、グレー |
| 雰囲気 | かわいい色も選びやすい | シンプルで落ち着いた印象 |
| 選び方 | 色重視なら候補にしやすい | 新モデル重視なら候補にしやすい |
カラー展開は、意外と選び方に影響します。
QX10はホワイト、ブラック、ピンクの展開があり、かわいい雰囲気や好みの色で選びたい人に合いやすいです。
QX20はホワイトとグレーの展開で、シンプルな見た目を好む人に向いています。
機能重視ならQX20、カラーの好み重視ならQX10も候補になります。
消耗品とランニング面の違い
| 比較項目 | QX10 | QX20 |
|---|---|---|
| スクエア用セット | XS-20L | XS-20L |
| カード用セット | 非対応 | XC-20L、XC-60L |
| 注意点 | スクエア用のみ確認 | 使いたいサイズに合うセットを選ぶ |
QX10とQX20は、対応する消耗品にも違いがあります。
スクエアフォーマット用のXS-20Lは両方で使えますが、カードサイズ用のXC-20LやXC-60LはQX20向けです。
QX10にカードサイズ用のラベルセットは使えないため、購入前に型番を確認しましょう。
ランニング面では、本体価格だけでなく、よく使う用紙サイズのカラーインク/ラベルセットを継続して買いやすいかも大切です。
QX20がおすすめな人とQX10がおすすめな人
QX10とQX20は、どちらが絶対に上というより、使いたい写真サイズで向き不向きが分かれます。
ここでは、どちらを選べば満足しやすいかを用途別にまとめます。
QX20がおすすめな人
QX20は、スクエア写真だけでなくカードサイズも楽しみたい人におすすめです。
横長の写真、カード風のプリント、手帳やアルバムのレイアウトに変化をつけたい人には、QX20のほうが自由度があります。
また、充電時間が約80分で、USB Type-Cに対応している点も魅力です。
これから新しく買うなら、使える用紙サイズが多いQX20のほうが後悔しにくいです。
QX10がおすすめな人
QX10は、スクエアフォーマットだけを楽しみたい人に向いています。
ましかく写真を手帳やアルバムに貼る使い方が中心なら、QX10でも十分に楽しめます。
また、ホワイト、ブラック、ピンクのカラー展開から選びたい人にもQX10は候補になります。
カードサイズを使わないと決めているなら、QX10はシンプルに選びやすいモデルです。
購入前に確認したい3つの注意点
QX10とQX20は似ている部分も多いため、購入前に確認しておきたい注意点があります。
とくに、対応用紙と販売状況を見落とすと、買ったあとに使いにくさを感じる可能性があります。
使える用紙は機種ごとに違う
QX10とQX20で最も注意したいのは、対応する用紙の違いです。
スクエアフォーマットは両方に対応していますが、カードサイズはQX20のみです。
カードサイズを使いたいのにQX10を選ぶと、目的のプリントができません。
購入前には、本体名だけでなく、使いたいカラーインク/ラベルセットの型番まで確認しておくと安心です。
本体価格や在庫は販売店で変わる
QX10とQX20は、希望小売価格がオープン価格の製品です。
そのため、本体価格や在庫状況は販売店や時期によって変わります。
とくにQX10は旧モデルのため、販売店によっては在庫が少なかったり、価格差が大きくなったりする場合があります。
安さだけで選ばず、消耗品の入手しやすさまで含めて比較することが大切です。
スマホアプリ前提で使うプリンター
QX10とQX20は、スマホやタブレットから写真を印刷するミニフォトプリンターです。
どちらもSELPHY Photo Layoutアプリを使って印刷するため、スマホ操作に慣れている人ほど使いやすいです。
パソコンからの通常プリンターのような使い方を想定している場合は、用途が合わない可能性があります。
スマホ写真をその場でシール化したい人に向いたプリンターと考えると、選びやすくなります。
キヤノン セルフィー QX10とQX20の違いでよくある質問
Q1. QX10とQX20の一番大きな違いは何ですか?
A1. 一番大きな違いは、QX20がスクエアフォーマットとカードサイズの2種類に対応している点です。QX10はスクエアフォーマット中心のモデルです。
Q2. 画質に大きな違いはありますか?
A2. どちらも昇華型熱転写方式で、印刷解像度は287×287dpi、階調数は256階調/色です。基本的な印刷方式は近いですが、QX20は後継機として使い勝手が向上しています。
Q3. QX10でカードサイズの用紙は使えますか?
A3. 使えません。カードサイズのカラーインク/ラベルセットはQX20対応です。カードサイズを使いたい場合はQX20を選びましょう。
Q4. 印刷スピードはどちらが速いですか?
A4. QX20は約40秒/枚、QX10は約43秒/枚です。大きな差ではありませんが、QX20のほうが少し短くなっています。
Q5. 充電端子はどちらが使いやすいですか?
A5. QX20はUSB Type-C、QX10はマイクロUSBケーブルです。現在のスマホ周辺機器と合わせやすいのはQX20です。
Q6. いま買うならQX10とQX20のどっちがいいですか?
A6. 迷う場合はQX20がおすすめです。カードサイズ対応、USB Type-C、充電時間の短さを考えると、これから長く使いやすいのはQX20です。ただし、スクエア写真だけで十分ならQX10も候補になります。
キヤノン セルフィー QX10とQX20の違いを選び方で振り返る
キヤノン セルフィー QX10とQX20の違いは、用紙サイズ、印画エリア、充電時間、充電端子、カラー展開にあります。とくに大きいのは、QX20だけがカードサイズに対応している点です。
迷った場合は、スクエアもカードも使えるQX20を選ぶと後悔しにくいです。一方で、ましかく写真だけを楽しみたい人や、ピンクやブラックの本体色を選びたい人はQX10も候補になります。
購入前には、本体価格だけでなく、対応するカラーインク/ラベルセットや在庫状況も確認しておきましょう。使いたい用紙サイズが決まっていれば、自分に合うモデルを選びやすくなります。


