この記事では、ブラザーのDCP-J528NとDCP-J529Nの違いを、購入前に迷いやすいポイントに絞って比較します。
結論からいうと、価格を抑えたいならDCP-J528N、給紙枚数や新しさを重視するならDCP-J529Nが選びやすいです。
そこで、給紙枚数、印刷コスト、速度、サイズ、写真印刷まわりまで確認し、どちらが自分に合うか判断できるよう整理します。
DCP-J528NとDCP-J529Nはどっちがいいか先に結論
DCP-J528NとDCP-J529Nは、どちらもプリント・コピー・スキャンに対応したブラザーのA4インクジェット複合機です。
大きな方向性は近いものの、給紙枚数やメモリー容量、サイズ、印刷コスト、ダイレクトプリント対応に違いがあります。
比較表で先に違いを確認
まずは、購入前に見ておきたい主な違いを一覧で確認しましょう。
| 比較項目 | DCP-J528N | DCP-J529N |
|---|---|---|
| 給紙枚数 | 最大100枚 | 最大150枚 |
| メモリー容量 | 128MB | 256MB |
| 本体サイズ | 400×343×151mm | W390×D343×H148.5mm |
| 重さ | 約6.8kg | 約6.3kg |
| A4普通紙速度 | カラー約9.5ipm/モノクロ約17ipm | カラー約9ipm/モノクロ約15ipm |
| 両面プリント速度 | カラー約3.5ipm/モノクロ約5.5ipm | カラー約5.0ipm/モノクロ約7.0ipm |
| ダイレクトプリント | SDメモリーカードなどに対応 | USBフラッシュメモリーのダイレクトプリントは非対応 |
DCP-J529Nは給紙枚数とメモリー容量が増え、本体もやや軽くなっています。
一方で、A4普通紙の片面印刷速度やSDメモリーカードを使ったダイレクトプリントでは、DCP-J528Nに魅力があります。使い勝手の新しさならDCP-J529N、価格と一部機能のバランスならDCP-J528Nという見方ができます。
どっちを選ぶかの結論
選び方を簡単に分けると、次のようになります。
| 選び方 | おすすめ機種 | 理由 |
|---|---|---|
| 価格をできるだけ抑えたい | DCP-J528N | 型落ちとして販売価格が下がる可能性があるため |
| 給紙の手間を減らしたい | DCP-J529N | 普通紙を最大150枚セットできるため |
| 写真やメモリーカード利用を重視 | DCP-J528N | SDメモリーカードなどのダイレクトプリントに対応 |
| 長く使う前提で選びたい | DCP-J529N | 新しい世代のモデルで、メモリー容量も大きい |
| モノクロ文書コストを重視 | DCP-J529N | 公式のA4モノクロ文書コストが約2.9円/ページ |
DCP-J528Nは、在庫があり価格が安い場合に狙いやすいモデルです。
DCP-J529Nは、給紙枚数の多さや本体の軽さ、メモリー容量の大きさを重視する人に向いています。価格差だけでなく、給紙枚数とダイレクトプリントの必要性を見て選ぶことが大切です。
DCP-J528NとDCP-J529Nを7項目で比較
ここからは、DCP-J528NとDCP-J529Nの違いを7項目で詳しく見ていきます。
見た目や基本機能だけでは判断しにくい部分もあるため、実際の使い方に関係しやすいポイントを中心に比較します。
給紙枚数の違い
| 項目 | DCP-J528N | DCP-J529N |
|---|---|---|
| 普通紙の給紙枚数 | 最大100枚 | 最大150枚 |
| 排紙トレイ | 最大50枚 | 最大50枚 |
| 手差しトレイ | 1枚 | 1枚 |
給紙枚数は、DCP-J529Nのほうが多くなっています。
日常的に文書を印刷する家庭や、学校・仕事のプリントをまとめて出す人は、150枚入るDCP-J529Nのほうが紙の補充回数を減らしやすいです。印刷頻度が高い人ほど、給紙枚数の差は使い勝手に直結します。
一方で、印刷頻度が少ないならDCP-J528Nの最大100枚でも十分なケースがあります。
メモリー容量の違い
| 項目 | DCP-J528N | DCP-J529N |
|---|---|---|
| メモリー容量 | 128MB | 256MB |
メモリー容量は、DCP-J529Nが256MB、DCP-J528Nが128MBです。
通常の家庭用プリントで大きな差を体感しにくい場合もありますが、容量の大きいデータや複数ページの印刷を扱うなら、DCP-J529Nのほうが余裕を持ちやすいです。長く使う前提なら、メモリー容量が大きいDCP-J529Nは安心材料になります。
ただし、年賀状や文書印刷が中心であれば、DCP-J528Nでも基本用途はこなせます。
印刷スピードと両面印刷の違い
| 項目 | DCP-J528N | DCP-J529N |
|---|---|---|
| A4カラー普通紙 | 約9.5ipm | 約9ipm |
| A4モノクロ普通紙 | 約17ipm | 約15ipm |
| A4両面カラー | 約3.5ipm | 約5.0ipm |
| A4両面モノクロ | 約5.5ipm | 約7.0ipm |
片面のA4普通紙スピードだけを見ると、DCP-J528Nのほうがわずかに速いです。
一方で、両面プリント速度はDCP-J529Nのほうが速くなっています。学校のプリントや資料を両面で出す機会が多いなら、DCP-J529Nのほうが快適に感じやすいでしょう。片面中心ならDCP-J528N、両面印刷をよく使うならDCP-J529Nが選びやすいです。
印刷コストの違い
| 項目 | DCP-J528N | DCP-J529N |
|---|---|---|
| L判フチなし | 約24.2円/枚 | 約31.0円/枚 |
| A4カラー文書 | 約10.4円/枚 | 約11.4円/ページ |
| A4モノクロ文書 | 約3.2円/枚 | 約2.9円/ページ |
印刷コストは、用途によって優位が変わります。
写真やカラー文書の目安ではDCP-J528Nがやや低く、モノクロ文書ではDCP-J529Nがやや低い数値です。写真やカラー印刷が多いならDCP-J528N、モノクロ文書が多いならDCP-J529Nという見方ができます。
ただし、実際のランニングコストは印刷内容や用紙、印刷頻度で変わるため、あくまで公式条件での目安として考えましょう。
ダイレクトプリント対応の違い
| 項目 | DCP-J528N | DCP-J529N |
|---|---|---|
| SDメモリーカード | 対応 | 記載なし |
| SDHCメモリーカード | 対応 | 記載なし |
| SDXCメモリーカード | 対応 | 記載なし |
| USBフラッシュメモリー | 非対応 | 非対応 |
DCP-J528Nは、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカードなどのダイレクトプリント項目が公式仕様にあります。
一方で、DCP-J529NはUSBフラッシュメモリーからのダイレクトプリントに対応していません。写真データをメモリーカードから直接扱いたい人は、DCP-J528Nの対応内容を確認しておきたいところです。スマホやパソコン中心なら差は小さく、メモリーカード中心ならDCP-J528Nが有利です。
本体サイズと重さの違い
| 項目 | DCP-J528N | DCP-J529N |
|---|---|---|
| サイズ | 400×343×151mm | W390×D343×H148.5mm |
| 重さ | 約6.8kg | 約6.3kg |
本体サイズと重さは、DCP-J529Nのほうがややコンパクトで軽くなっています。
大きな差ではありませんが、棚の中やデスク横など限られた場所に置くなら、数ミリの違いでも設置しやすさに関係します。少しでも省スペースに置きたいならDCP-J529Nが有利です。
ただし、奥行きはどちらも343mmなので、設置場所の奥行きは共通して確認しておきましょう。
付属品と使い始めやすさの違い
| 項目 | DCP-J528N | DCP-J529N |
|---|---|---|
| セットアップ用インク | 付属 | 付属 |
| CD-ROM | 付属 | 付属 |
| USBケーブル | 同梱なし | 公式仕様上、付属品欄に記載なし |
| 主な基本機能 | プリント・コピー・スキャン | プリント・コピー・スキャン |
どちらもセットアップ用インクやCD-ROMが付属しますが、USB接続で使う場合はケーブルの有無に注意が必要です。
DCP-J528Nの公式仕様では、パソコンとの接続ケーブルは同梱されていないと案内されています。DCP-J529Nも付属品欄にUSBケーブルの記載はないため、USB接続を予定している人は別途準備を考えておくと安心です。Wi-Fi接続で使うなら大きな問題になりにくいですが、有線接続派は要確認です。
DCP-J528Nがおすすめな人
DCP-J528Nは、型落ちとして価格が下がっている場合に魅力が出やすいモデルです。
基本的なプリント・コピー・スキャンができれば十分で、写真やカラー印刷のコストも気になる人に向いています。
型落ち価格と写真印刷を重視する人に向く
DCP-J528Nは、実売価格がDCP-J529Nより安い場合に選びやすいモデルです。
また、L判フチなしやA4カラー文書の印刷コスト目安はDCP-J528Nのほうが低いため、写真やカラー印刷の頻度が多い人にも候補になります。価格とカラー印刷コストを重視するならDCP-J528Nはまだ十分に選択肢です。
さらに、SDメモリーカードなどからのダイレクトプリントを使いたい人にも向いています。
在庫や保証条件は購入前に確認したい
DCP-J528Nは先行モデルのため、販売店によって在庫や価格差が大きくなる可能性があります。
安く見えても、在庫限りだったり、保証条件や返品条件が販売店ごとに違ったりすることがあります。本体価格だけでなく、保証やインクの入手性まで含めて判断することが大切です。
価格が十分に安いなら魅力的ですが、DCP-J529Nとの差が小さい場合は新モデルを選ぶほうが納得しやすいでしょう。
DCP-J529Nがおすすめな人
DCP-J529Nは、給紙枚数やメモリー容量、本体の軽さを重視する人に向いています。
日常的に使うプリンターとして、紙の補充回数を減らしたい人や、新しい世代のモデルを選びたい人に合いやすいです。
給紙の手間と新しさを重視する人に向く
DCP-J529Nは、普通紙を最大150枚セットできます。
DCP-J528Nの最大100枚と比べると、まとめて印刷する機会が多い人ほど使いやすさを感じやすいです。メモリー容量も256MBに増えているため、余裕のある仕様を選びたい人にも向いています。日常的に印刷するなら、DCP-J529Nの給紙枚数は分かりやすいメリットです。
本体もやや軽く、設置や移動のしやすさを重視する人にも選びやすいです。
長く使う前提なら新モデルが選びやすい
長く使う前提なら、DCP-J529Nを選ぶメリットはあります。
大きな機能差があるわけではありませんが、給紙枚数、メモリー容量、本体サイズなど、普段の使い勝手に関係する部分が見直されています。実売価格差が小さいなら、DCP-J529Nを選ぶほうが後悔しにくいです。
ただし、SDメモリーカードから直接プリントしたい人は、DCP-J528Nのほうが用途に合う場合があります。
迷ったときの3つのチェックポイント
DCP-J528NとDCP-J529Nで迷ったら、価格だけで決めないことが大切です。
購入後の使い方を考えると、給紙枚数、写真印刷、実売価格差の3つを見ると判断しやすくなります。
印刷枚数が多いなら給紙枚数を優先
印刷枚数が多い家庭では、給紙枚数の差が使いやすさに直結します。
DCP-J529Nは普通紙を最大150枚セットできるため、補充回数を減らしたい人に向いています。DCP-J528Nは最大100枚なので、たまに印刷する程度なら十分ですが、毎週まとまった枚数を出す人には少し物足りない可能性があります。印刷頻度が高いならDCP-J529Nを優先すると選びやすいです。
写真やメモリーカード利用なら対応機能を確認
写真印刷を重視する人は、印刷コストとダイレクトプリント対応を見ておきましょう。
DCP-J528NはSDメモリーカードなどのダイレクトプリントに対応しており、写真データをカードから扱いたい人に便利です。一方、スマホアプリやパソコンから印刷する使い方が中心なら、DCP-J529Nでも不便を感じにくいでしょう。メモリーカードを使うかどうかで選ぶ機種が変わります。
実売価格差が小さいなら新モデル優先
最後は、実売価格差です。
DCP-J528Nが大きく安ければ、型落ちとして選ぶ価値があります。反対に、DCP-J529Nとの価格差が小さいなら、給紙枚数やメモリー容量が上がったDCP-J529Nを選ぶほうが満足しやすいです。価格差が小さいならDCP-J529N、価格差が大きいならDCP-J528Nという判断が分かりやすいでしょう。
DCP-J528NとDCP-J529Nの比較でよくある質問
DCP-J528NとDCP-J529Nを選ぶ前に、迷いやすい疑問を整理します。
Q1. DCP-J528NとDCP-J529Nの一番大きな違いは何ですか?
A1. 分かりやすい違いは給紙枚数です。DCP-J528Nは最大100枚、DCP-J529Nは最大150枚なので、印刷頻度が高い人はDCP-J529Nのほうが使いやすいです。
Q2. DCP-J528NとDCP-J529Nはどっちが安いですか?
A2. 実売価格は販売店や時期で変わります。一般的には先行モデルのDCP-J528Nが安くなることがありますが、価格差が小さい場合はDCP-J529Nも有力です。
Q3. 写真印刷をするならどちらが向いていますか?
A3. L判フチなしの公式コスト目安ではDCP-J528Nのほうが低く、SDメモリーカードなどのダイレクトプリントにも対応しています。写真やカード利用を重視するならDCP-J528Nが選びやすいです。
Q4. 文書印刷が多いならどちらがおすすめですか?
A4. モノクロ文書コストや給紙枚数を重視するならDCP-J529Nが向いています。特に、学校や仕事の資料をまとめて印刷するなら、最大150枚の給紙枚数が便利です。
Q5. DCP-J529NはDCP-J528Nの完全上位モデルですか?
A5. 完全な上位互換と考えるより、使い勝手を見直した新しいモデルと考えるほうが自然です。給紙枚数やメモリー容量はDCP-J529Nが有利ですが、SDメモリーカード対応などはDCP-J528Nに魅力があります。
Q6. 迷ったらどちらを選ぶべきですか?
A6. 価格差が大きければDCP-J528N、価格差が小さければDCP-J529Nがおすすめです。写真やメモリーカード利用を重視するならDCP-J528N、文書印刷や給紙の手間を減らしたいならDCP-J529Nが選びやすいです。
DCP-J528NとDCP-J529Nは使い方で選ぶと後悔しにくい
DCP-J528NとDCP-J529Nは、どちらも家庭用として使いやすいA4インクジェット複合機です。価格を抑えたい人やSDメモリーカードからの写真印刷を使いたい人にはDCP-J528N、給紙枚数やメモリー容量を重視する人にはDCP-J529Nが向いています。
選ぶときは、価格だけでなく給紙枚数、印刷コスト、両面印刷速度、ダイレクトプリント対応を見ておくことが大切です。特に、印刷頻度が高い人ほどDCP-J529Nの最大150枚給紙は使いやすく感じやすいでしょう。
実売価格は販売店や時期によって変わります。DCP-J528Nが大きく安ければ型落ちとして狙い目ですが、価格差が小さいならDCP-J529Nを選ぶほうが長く使いやすい選択になります。



