スマホを買い替えようと思ったとき、「SH-M15」と「SH-M17」で迷っていませんか?
どちらもシャープの人気シリーズ「AQUOS sense」のSIMフリーモデルですが、スペックや機能には意外と大きな違いがあります。
この記事では、SH-M17とSH-M15の特徴や性能を徹底比較し、「どちらを買うべきか?」をわかりやすく解説。スマホ初心者から買い替えを考えている方まで、きっと参考になる情報をお届けします!
SH-M17とSH-M15の基本スペックを比較
発売時期と価格帯の違い
SH-M17とSH-M15は、どちらもシャープの人気スマートフォン「AQUOS sense」シリーズのSIMフリーモデルです。まずは発売時期を比べてみましょう。
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SH-M15(AQUOS sense4):2020年11月発売
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SH-M17(AQUOS sense6):2021年11月発売
1年の差がありますが、これはスマートフォンとしては大きな進化のタイミングです。SH-M17はSH-M15の後継機種にあたるため、スペックや使いやすさの面でも多くの改善が加えられています。
価格帯に関しては、発売当初はどちらも3〜4万円前後で販売されていました。しかし、2025年現在では型落ちとなったSH-M15は2万円台〜、SH-M17も2.5万円〜3万円前後で購入できることが多く、コスパ面で注目されています。
中古市場やセールでの価格は変動するため、購入の際は価格比較サイトやフリマアプリでのチェックもおすすめです。
価格重視ならSH-M15、スペックや新しさを重視するならSH-M17が有力候補になります。次はディスプレイ性能の違いを見ていきましょう。
ディスプレイの性能を比較
ディスプレイはスマホの使い心地を左右する重要なポイントです。SH-M15とSH-M17ではこの部分にも明確な違いがあります。
| モデル | ディスプレイ種類 | サイズ | 解像度 |
|---|---|---|---|
| SH-M15 | IGZO LCD液晶 | 5.8インチ | 2280×1080(フルHD+) |
| SH-M17 | IGZO OLED(有機EL) | 6.1インチ | 2432×1080(フルHD+) |
SH-M17では、従来の液晶から**有機ELディスプレイ(OLED)**に変更されています。これにより、黒の表現が深く、色のコントラストが鮮やかになっています。動画視聴や写真表示では明らかにSH-M17の方が美しく感じられるでしょう。
さらにSH-M17はベゼル(画面のふち)がより狭くなっており、見た目もスタイリッシュに。サイズが大きくなったにもかかわらず、持ちやすさはそこまで変わらない設計になっています。
普段からYouTubeやNetflixを楽しむ方、写真やゲームをよく見る方にはSH-M17のディスプレイ性能が大きな魅力になるでしょう。
処理性能(CPU・RAM)の違い
スマホのサクサク感を左右するのが、CPUやメモリ(RAM)です。この2機種のスペックを比較してみましょう。
| モデル | CPU | RAM | ストレージ |
|---|---|---|---|
| SH-M15 | Snapdragon 720G | 4GB | 64GB |
| SH-M17 | Snapdragon 690 5G | 4GB | 64GB(最大1TB microSD対応) |
SH-M15はミドルレンジ向けの「Snapdragon 720G」を搭載。普段使いには十分ですが、3Dゲームなどではややもたつく場面もあります。一方SH-M17は「Snapdragon 690」を採用しており、5G通信対応に加えて、処理速度や電力効率も向上しています。
ただし、RAMが4GBで共通している点は気になるところ。アプリを複数同時に立ち上げたり、重い作業をする場合はメモリ不足を感じることもあります。大きな違いはないものの、5G対応とチップ性能の新しさでSH-M17に軍配が上がるでしょう。
バッテリー性能と持ち時間の比較
バッテリー性能も日常使いに欠かせないポイントです。スペック上のバッテリー容量を比べると以下の通り。
| モデル | バッテリー容量 |
|---|---|
| SH-M15 | 4570mAh |
| SH-M17 | 4570mAh |
実はどちらも同じバッテリー容量です。ただし、SH-M17の方が有機ELディスプレイを搭載している分、電力効率がよく、省電力設計になっています。そのため、実際の体感としてはSH-M17の方がわずかに長持ちする印象です。
また、どちらも**急速充電(USB PD対応)**に対応しており、短時間での充電も可能。外出前のちょっとした時間でもしっかり充電できるのはありがたいですね。
使い方次第ですが、バッテリーの持ちに関しては大きな差はなく、どちらも安心して1日使えるレベルと言えるでしょう。
カメラ性能の進化ポイント
スマホカメラは年々進化しており、SNS用の写真や動画撮影にも重要です。SH-M15とSH-M17のカメラ性能を比べてみましょう。
| モデル | メインカメラ構成 |
|---|---|
| SH-M15 | 1200万画素(広角)+800万画素(超広角)+800万画素(望遠) |
| SH-M17 | 4800万画素(広角)+800万画素(超広角)+800万画素(望遠) |
SH-M17ではメインの広角カメラが4800万画素に大幅強化されており、風景や人物の撮影でより高精細な写真が撮れるようになっています。
さらに、AIによる画像補正や夜景モードの強化もあり、暗い場所での撮影もきれいに写せるのがSH-M17の魅力です。
一方、SH-M15も3眼構成でバランスがよく、明るい場所での撮影なら十分満足できるクオリティです。カメラを重視するなら、SH-M17の進化は見逃せません。
デザイン・使いやすさの違いとは?
サイズと重さの違い
スマホを選ぶうえで、サイズや重さは日常の使いやすさに直結します。SH-M15とSH-M17のサイズ・重量を比較してみましょう。
| モデル | サイズ(高さ×幅×厚さ) | 重さ |
|---|---|---|
| SH-M15 | 約148×71×8.9mm | 約177g |
| SH-M17 | 約152×70×7.9mm | 約156g |
SH-M17は、画面サイズが大きくなっているにもかかわらず、薄型・軽量化されています。手に持った時の印象としては、SH-M15はどっしりとした安心感があり、SH-M17はすっきりとした軽快さを感じます。
重さの違いは約20g。わずかな差ですが、長時間スマホを操作する人や、片手操作が多い人にとっては、この軽さが大きなメリットになります。
さらに、SH-M17は厚さが1mm以上薄くなっており、ポケットやバッグへの収まりも良好です。デザインと携帯性のバランスを重視する人にはSH-M17が向いていると言えるでしょう。
背面・側面のデザイン比較
見た目の印象は、スマホの“所有感”を左右する大切な要素です。SH-M15とSH-M17では、背面や側面のデザインにも違いがあります。
SH-M15は全体的に丸みを帯びたデザインで、持ちやすさを重視した形状です。背面にはマットな質感があり、指紋がつきにくく、落ち着いた印象を与えます。色もブラックやシルバーなど、ビジネスシーンでも違和感のない配色が用意されています。
一方、SH-M17は角ばったフラットなデザインで、近年のiPhoneに似たスタイリッシュな外観が特徴。アルミフレームを採用しており、より高級感があります。また、カラー展開もミントグリーンやライトカッパーなど、個性的でおしゃれな色合いが魅力です。
見た目の好みは人それぞれですが、高級感や現代的なデザインを求めるならSH-M17がおすすめです。
指紋認証・顔認証などの生体認証の違い
ロック解除のしやすさは毎日のストレスに直結します。SH-M15とSH-M17の認証機能は以下の通りです。
| モデル | 指紋認証 | 顔認証 |
|---|---|---|
| SH-M15 | 背面センサー | ○ |
| SH-M17 | 画面内センサー(有機EL) | ○ |
SH-M15は背面に物理式の指紋認証センサーがあり、スマホを握った流れでスムーズに解除できます。これは直感的で、手探りでも反応しやすいというメリットがあります。
SH-M17では有機ELディスプレイの特性を活かして、画面内指紋認証に対応。画面に指を置くだけで解除でき、見た目もすっきりしています。未来感のある仕様ですが、認証精度や速度に関してはSH-M15と比べると若干差を感じることも。
どちらも顔認証に対応しており、マスクをしていない環境なら顔認証が便利です。操作性を重視するならSH-M15、デザイン性を優先するならSH-M17という判断になります。
防水・防塵性能の違い
スマホを長く使うためには、耐久性も大事です。特に日本では雨や湿気の多い季節もあり、防水・防塵性能が求められます。
両モデルともにIP68等級の防水・防塵に対応しています。これは「粉塵が中に入らず」「水深1.5mに30分沈めても影響がない」レベルの性能を意味します。つまり、どちらも水回りやアウトドアで安心して使えるスマホということです。
さらに、SHARPのスマホは米国国防総省の耐久基準「MIL規格」に準拠した耐衝撃テストもクリアしており、落下や振動への強さも折り紙付き。実際にお風呂場やキッチンでも使っているユーザーも多く、生活防水レベルではなく、本格的な耐久性が備わっています。
そのため、この点においてはどちらも同等で非常に優秀です。
持ちやすさ・片手操作のしやすさ
スマホは毎日手に持って使うものだからこそ、「持ちやすさ」や「片手で操作できるか」はとても重要です。
SH-M15は5.8インチの画面サイズで、比較的小さめです。さらに背面の丸みを帯びたデザインにより、手のひらへのフィット感が高く、女性や手の小さい方にも扱いやすいのが特徴です。
一方SH-M17は6.1インチのディスプレイと薄型ボディの組み合わせで、スタイリッシュながらもやや縦長の印象があります。フラットな形状のため、手に持った時の安定感はSH-M15に軍配が上がるケースも。
ただし、SH-M17では片手モード(画面を縮小表示する機能)が搭載されており、画面が大きくても操作性を補う工夫がされています。
結論として、片手操作や握り心地を重視するならSH-M15、画面の広さとデザインを優先するならSH-M17がベストと言えるでしょう。
実際の使用感を比較レビュー!
アプリの動作スピード比較
実際にスマホを使っていて「重い」「遅い」と感じると、どんなにスペックが高くても満足度は下がってしまいます。ここでは、日常的に使うアプリの動作速度に注目して、SH-M15とSH-M17を比較してみましょう。
SH-M15(Snapdragon 720G)とSH-M17(Snapdragon 690)は、どちらもミドルレンジ向けのチップセットですが、SH-M17は次世代型でより省電力・高性能な設計になっています。とくに、アプリの起動時間や画面の切り替えなど、細かな動作で「ややSH-M17のほうがサクサク動く」と感じる場面が多くあります。
例えば、LINEやInstagram、YouTubeなどのアプリでは両機種ともに問題なく動作しますが、アプリを複数起動して切り替えるマルチタスク操作では、SH-M17の方が若干レスポンスが良好です。
ただし、RAM(メモリ)は両機種とも4GBなので、多くのアプリを同時に使うとどちらも少し重く感じることもあります。これはブラウザでタブをたくさん開いたときや、バックグラウンドでアプリを多数動かしているときに発生しやすいです。
結論としては、「軽い使い方ならどちらも快適」「より快適さを求めるならSH-M17に軍配が上がる」といえるでしょう。
ゲーム・動画視聴時の違い
ゲームや動画の視聴では、処理能力だけでなくディスプレイの品質も大きく影響します。まず動画視聴に関しては、SH-M17の有機ELディスプレイの魅力が光ります。
NetflixやYouTubeで動画を再生したとき、SH-M17は黒の表現が引き締まり、コントラストも強いため、より映像に引き込まれる感覚があります。暗いシーンが多い映画などでは特に違いを感じるでしょう。
一方でSH-M15の液晶ディスプレイも発色は良好で、普段使いでは問題ありません。ただし、夜間の動画視聴や映像美にこだわる方にはSH-M17の方が向いています。
ゲーム性能についても比較してみましょう。2Dゲームやカジュアルゲーム(例:パズドラ、ツムツム、ポケモンGO)では両機種ともに快適です。しかし、3Dグラフィックを多用するゲーム(例:原神、PUBGモバイル)では、SH-M17の方がフレーム落ちが少なく滑らかに動作します。
ただし、どちらもミドルスペックのスマホであるため、最高画質でのゲームプレイには向いていません。あくまで「ライト〜中程度」のゲームプレイがメインなら、SH-M17がより安定しています。
通信・通話の安定性はどうか
スマホとして最も基本的な「通話」や「通信」の安定性も重要です。まず通信面では、SH-M17が5Gに対応しているという点で大きな優位性があります。
| モデル | 4G | 5G対応 | Wi-Fi |
|---|---|---|---|
| SH-M15 | ○ | × | Wi-Fi 5(ac) |
| SH-M17 | ○ | ○ | Wi-Fi 5(ac) |
SH-M15は4Gのみの対応ですが、日常のネット利用(動画・SNSなど)においては依然として4Gで十分な速度が出ます。ただし、今後5G回線のエリアが広がっていく中で、長く使いたい人は5G対応のSH-M17の方が安心と言えます。
通話の品質に関しては、どちらもVoLTE対応でクリアな音質が確保されています。実際の通話テストでも、両モデルともに雑音が少なく、通信の途切れも起きにくいと評価されています。
また、SH-M17はアンテナ設計の最適化により、電波の入りやすさが若干向上しているとされます。地下や建物の奥など、電波が弱くなりがちな場所での安定性を重視するならSH-M17が安心です。
発熱やバッテリーの減り方
スマホを長時間使っていると気になるのが、「本体の熱」と「バッテリーの減り」です。この2機種でも体感差があります。
SH-M15は発熱がやや感じやすく、動画やゲームを長時間使うと背面がほんのり熱を持つことがあります。一方、SH-M17はより新しいチップセットを採用しており、発熱が抑えられている印象です。
バッテリーの減りについては、どちらも4570mAhと大容量ですが、SH-M17は有機ELディスプレイ+省電力設計により、実使用での電池持ちがわずかに良いです。とくに画面の点灯時間が長いユーザーにとっては、その差がはっきり出てきます。
ただし、どちらの機種も一日中しっかり使えるバッテリー容量があり、SNSや動画、ブラウジングなどの一般的な使い方であれば、夜まで安心して使用可能です。
ユーザーのリアルな口コミも紹介
最後に、実際のユーザーからの口コミを見てみましょう。ネット上のレビューやSNSから、参考になる声をピックアップしました。
SH-M15の口コミ:
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「2万円台でこれだけ使えるのはコスパ最高!」
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「ちょっと重いけど、持ちやすいしシンプルで使いやすい」
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「指紋認証が背面なので使いやすい」
SH-M17の口コミ:
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「画面がきれい!YouTube見るのが楽しくなった」
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「軽くて薄い!デザインがかなり良くなってる」
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「5Gはまだ活用してないけど、これからを考えて選んだ」
全体的には、SH-M15はコスパや安定感を評価する声が多く、SH-M17はデザインや映像美に満足している声が目立ちます。どちらもユーザーの目的に応じて満足度が高く、しっかりと役割を果たしているスマホだといえるでしょう。
SH-M17とSH-M15はどんな人に向いている?
SH-M15が向いている人の特徴
SH-M15はコストパフォーマンスに優れたモデルで、「必要最低限の機能で十分」「シンプルで使いやすいスマホがほしい」といった方にぴったりです。
特に以下のような人にはおすすめできます:
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スマホに高性能は求めていない人
→ SNS、LINE、ニュース、YouTubeなどの基本操作ができればOKという人にとって、SH-M15の性能は十分すぎるレベルです。 -
価格重視でスマホを選びたい人
→ 中古やセールで2万円前後で購入できるSH-M15は、初めてのスマホやサブ端末としても人気があります。 -
小さめサイズのスマホが良い人
→ 手が小さい人や女性、子どもにも扱いやすいサイズ感で、片手操作もラクにできます。 -
安定した使い心地を求める人
→ 長く販売され、評判も良いモデルなので、安心して使える一台です。 -
高齢の家族へのプレゼントに
→ シンプルでわかりやすい操作性が特徴なので、スマホ初心者やシニア世代にも最適です。
機能を割り切って「無駄なものはいらない」という人には、SH-M15のバランスの良さが非常に魅力的です。
SH-M17が向いている人の特徴
SH-M17は見た目も性能もワンランク上の仕上がり。価格を抑えつつも「性能やデザインにもこだわりたい」という人に最適なモデルです。
おすすめできるのはこんな人:
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キレイな画面で動画や写真を楽しみたい人
→ 有機ELディスプレイの美しさは、映像コンテンツをよく見る人にとって大きな魅力です。 -
軽くてスタイリッシュなスマホが欲しい人
→ 156gと非常に軽量で、薄くてモダンなデザインは持っているだけで満足感があります。 -
5G対応機種を選びたい人
→ 今後数年の利用を考えた時、5G対応は大きなアドバンテージになります。 -
写真をもっとキレイに撮りたい人
→ メインカメラが4800万画素にアップし、夜景や風景撮影でも満足できるレベルです。 -
少しでも処理性能を求める人
→ アプリの切り替えや動作のスムーズさで、SH-M15より快適に感じる場面が多くなります。
「ちょっといいスマホをお得に使いたい」という方には、SH-M17がベストな選択肢です。
コスパ重視ならどっち?
価格と性能のバランス、つまり“コスパ”を重視する人には、どちらが最適なのでしょうか?
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SH-M15のコスパポイント:
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現在は2万円台で購入でき、基本機能は十分。
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長年の実績があり安定したモデル。
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サブスマホや予備としても優秀。
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SH-M17のコスパポイント:
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有機EL+5G+軽量ボディで3万円前後。
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デザイン・性能ともに価格以上の満足感。
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長く使える設計。
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結論としては、「とにかく安く済ませたいならSH-M15」「価格差が1万円以内ならSH-M17が圧倒的にコスパが高い」と言えます。
長く使いたいならどっち?
長期間使う前提でスマホを選ぶなら、将来の対応力や性能の“伸びしろ”が重要になります。
この観点から見ると、SH-M17が優位です。理由は以下の通り:
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5Gに対応しているため、今後の回線進化に対応できる
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ディスプレイが有機ELで長く見やすい
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薄型軽量で持ち運びやすく、長期間の使用でもストレスが少ない
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新しいチップセットで、より効率的な動作が可能
SH-M15も非常に完成度の高いモデルですが、どうしても4Gや旧世代のCPUという点で将来的な性能不足が懸念されます。
長く安心して使いたいなら、SH-M17がよりおすすめです。
初心者におすすめなのは?
スマホ初心者やシニア世代、初めてAndroidを使う人にとって、「使いやすさ」や「安心感」は非常に大切です。
この点に関しては、SH-M15がやや優勢です。理由は以下の通りです:
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背面指紋センサーがわかりやすく、誤動作が少ない
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ボタンやインターフェースが直感的で操作しやすい
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サイズがコンパクトで手に馴染みやすい
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情報も多く、困った時に調べやすい
ただし、SH-M17も「かんたんモード」や「片手モード」などの初心者向け機能が充実しており、慣れてしまえば非常に使いやすい機種です。
スマホに少しでも慣れている方であれば、最初からSH-M17を選んでも問題はないでしょう。
SH-M17とSH-M15の選び方まとめ!後悔しないスマホ選びのコツ
比較表で最終チェック!
ここで、SH-M17とSH-M15の違いを一目で確認できるように、ポイントをまとめた比較表を用意しました。
| 項目 | SH-M15(AQUOS sense4) | SH-M17(AQUOS sense6) |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2020年11月 | 2021年11月 |
| 価格帯(2025年時点) | 約2万円〜2.5万円 | 約2.5万円〜3万円 |
| ディスプレイ | 液晶(5.8インチ) | 有機EL(6.1インチ) |
| 解像度 | フルHD+ | フルHD+ |
| CPU | Snapdragon 720G | Snapdragon 690(5G対応) |
| RAM / ROM | 4GB / 64GB | 4GB / 64GB |
| バッテリー容量 | 4570mAh | 4570mAh |
| 指紋認証 | 背面センサー | 画面内センサー |
| カメラ性能 | 1200万+800万+800万画素 | 4800万+800万+800万画素 |
| 重さ | 約177g | 約156g |
| 防水・防塵 | IP68 | IP68 |
| 5G対応 | × | ○ |
この表を見ると、SH-M17は性能・画面・デザイン・通信対応のすべてで一歩リードしていることがわかります。一方、SH-M15は安定感とコスパの高さが魅力です。
スマホ選びでよくある失敗とは?
スマホを選ぶときによくある失敗には、次のようなパターンがあります。
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「安さ」だけで選んで性能不足に後悔
→ 特に写真や動画、ゲームを楽しみたい人にとっては、安さだけで選ぶと不満が出やすくなります。 -
「最新モデルじゃないから…」と敬遠する
→ SH-M15のような型落ちモデルも、使用目的次第では大きな満足感を得られる製品です。 -
「5Gまだいらない」と思って後で困る
→ すぐには使わなくても、数年後に必要になることもあるので要注意。 -
サイズ感や重さを気にしないで購入してしまう
→ 長時間使うなら、手に合ったサイズや重さはとても重要です。 -
中古スマホを買ってバッテリーが劣化していた
→ 特に型落ちスマホを中古で買う場合は、状態の確認が必須です。
スマホ選びは「今の自分」と「少し先の自分」両方に合った機種を選ぶことがポイントです。
買うならSIMフリーモデル?キャリア版?
SH-M15とSH-M17のどちらも「SIMフリーモデル」と「キャリア版(ドコモ・auなど)」があります。それぞれのメリットを見てみましょう。
| モデル | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| SIMフリー | ・好きな格安SIMが使える ・乗り換え自由 ・本体が安い場合が多い |
・サポートが限定的 ・一部機能が使えない可能性あり |
| キャリア版 | ・通信が安定している ・店舗でのサポートがある ・割引キャンペーンが豊富 |
・SIMロックがある場合も ・料金が割高になりやすい |
格安SIMで運用したい方はSIMフリーモデル一択です。特に楽天モバイル、mineo、IIJmioなどと相性が良いのもAQUOSスマホの魅力です。
中古や型落ち品を買うときの注意点
中古でスマホを購入する際は、以下のポイントを必ず確認しましょう。
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バッテリーの劣化状況
→ 表示が100%でも、実際の容量は落ちていることがあります。 -
画面の焼き付きや傷
→ 有機ELモデル(SH-M17)は焼き付きが発生しやすいため要注意。 -
ネットワーク利用制限の有無
→ 赤ロム(利用制限あり)だと通信できない場合があります。 -
保証の有無
→ 中古ショップによっては、初期不良保証がつく場合もあります。
信頼できるショップ(イオシス、ゲオモバイルなど)での購入や、フリマアプリなら評価が高い出品者を選ぶと安心です。
迷ったときの決め手はコレ!
最後に、どちらを選ぶか迷ったときに役立つ「決め手」を紹介します。
| あなたが求めるもの | 選ぶべきモデル |
|---|---|
| とにかく安く済ませたい | SH-M15 |
| 有機ELディスプレイを体験したい | SH-M17 |
| これからも長く使いたい | SH-M17 |
| コンパクトで操作しやすいスマホが欲しい | SH-M15 |
| 写真をもっときれいに撮りたい | SH-M17 |
選ぶ基準をはっきりさせれば、迷いも減ります。どちらの機種も「ハズレ」ではないので、あとはあなたの使い方に合うかどうかがポイントです。
まとめ
SH-M15とSH-M17は、どちらもAQUOSシリーズの中でも人気が高いSIMフリースマホです。それぞれに明確な特徴があり、使う人のスタイルに合わせて選べるように設計されています。
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SH-M15は、価格の安さと使いやすさを重視した「堅実なスマホ」。初めてのスマホや、サブ機としても優秀です。
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SH-M17は、有機ELや5G、軽量ボディなど、時代に合った魅力が詰まった「ちょっと上のスマホ」。長く使うことを考えても安心感があります。
迷ったときは、「どんな場面でスマホを使いたいか」「何を重視したいか」を思い浮かべてみてください。
この記事が、あなたのスマホ選びのヒントになれば幸いです!



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