1972年の伊集院静

社会に出る前に知っておくべき伊集院静のこと

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なぎさホテル/伊集院静【1000円以上送料無料】

   

 


 

 


著者伊集院静(著)出版社小学館発売日2016年10月ISBN9784094063486ページ数253Pキーワードなぎさほてるしようがくかんぶんこいー31ー12 ナギサホテルシヨウガクカンブンコイー31ー12 いじゆういん しずか イジユウイン シズカ9784094063486内容紹介作家・伊集院静の原点が綴られた自伝的随想 1978年冬、若者は東京駅構内にいた。

足元のトランクには数枚の衣類、胸のポケットにはわずかな金しかなかった。

入社した広告代理店も一年半足らずで馘首され、酒やギャンブルに身を置いた末に、東京での暮らしをあきらめていた。

生家のある故郷に帰ることもできない。

そんな若者が、あてもなく立ち寄った逗子の海岸に建つそのホテルで温かく迎え入れらえる。

「いいんですよ。

部屋代なんていつだって、ある時に支払ってくれれば」 見ず知らずの自分を、家族のように受け入れてくれる“逗子なぎさホテル”の支配人や副支配人、従業員たち。

若者はそれからホテルで暮らした七年余りの日々の中で、小説を書きはじめ作家デビュー、大人の男への道を歩き出す——。

作家・伊集院静の誕生まで、若き日に向き合った彷徨と苦悩、それを近くで見守ってくれた人々との出逢いと別れ。

名門ホテルは平成元年にその歴史に幕を閉じているが、目の前に海の広がるあの場所で過ごした時間は、今でも作家の夢の中に生き続けている。

作家デビュー前夜からの大切な場所と時間を振り返り、作家としての原点を綴った貴重な自伝的随想。

巻末には、文庫化にあたり書き下ろされた「あとがき」を追加収録。

※本データはこの商品が発売された時点の情報です。

目次白い建物/ワンピースの女/夜の海/波頭/借金/追憶/最終選考/転機/湯煙りの中で/プレゼント/オンボロ船/潮風/帰郷/変わる季節/正午の針

  • 商品価格:682円
  • レビュー件数:1件
  • レビュー平均:5(5点満点)

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