ソニーのウェアラブルサーモデバイスを検討するとき、REON POCKET 6とREON POCKET PRO Plusのどちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。この記事では、冷却設計、駆動時間、サイズや重量、充電時間、装着設計、使用シーンの6項目で違いを比較します。
結論として、軽さやコンパクトさ、短い充電時間を重視するならREON POCKET 6、長時間の駆動とフラッグシップモデルとしての冷却性能を重視するならREON POCKET PRO Plusが有力です。
通勤や短時間の外出で軽快に使いたい方にはREON POCKET 6、外回りや長時間の使用を想定し、バッテリー持続時間を優先したい方にはREON POCKET PRO Plusが向いています。
REON POCKET 6とPRO Plusの比較結果を先に確認
REON POCKET 6とREON POCKET PRO Plusは、どちらも冷却と温熱に対応していますが、製品の方向性には明確な違いがあります。
まずは全体像を比較し、どの違いが自分の使い方に影響するのかを確認しましょう。
比較表で主な違いを確認
2モデルの主な違いを、購入判断に関係しやすい項目に絞って整理しました。
| 比較項目 | REON POCKET 6 | REON POCKET PRO Plus |
|---|---|---|
| 位置づけ | コンパクトなスタンダードモデル | 冷却性能と長時間使用を重視したフラッグシップモデル |
| 冷却機構 | 小型DUALサーモモジュール | DUALサーモモジュール |
| 本体のみの質量 | 約125g | 約194g |
| COOLレベル4の駆動時間 | 約5.5時間 | 約10時間 |
| 80%充電までの時間 | 約60分 | 約120分 |
| 特徴 | 軽さと取り回しやすさを重視 | 冷却性能とバッテリー持続時間を重視 |
大きな違いは、REON POCKET 6が軽快な日常利用、PRO Plusが長時間のパワフルな利用を重視している点です。
ただし、冷却性能に関するメーカーの向上率は、それぞれ異なる従来モデルを比較対象としています。数値だけを並べて2モデル間の直接的な性能差と判断しないことが重要です。
どっちを選ぶかの結論
どちらを選ぶか迷った場合は、1回の使用時間と重量への優先度から考えると判断しやすくなります。
| 重視すること | 選びやすいモデル | 主な理由 |
|---|---|---|
| 軽さとコンパクトさ | REON POCKET 6 | 本体のみ約125gでPRO Plusより軽い |
| 短時間での充電 | REON POCKET 6 | 80%充電まで約60分 |
| 長時間駆動 | REON POCKET PRO Plus | 各COOLレベルで長い駆動時間を確保 |
| フラッグシップの冷却性能 | REON POCKET PRO Plus | メーカーがシリーズ史上最強の冷却と位置づけ |
通勤中心ならREON POCKET 6、長時間の外出や外回りが多いならREON POCKET PRO Plusが選びやすいでしょう。
単純に上位モデルを選ぶのではなく、装着時間と持ち運びやすさのどちらを重視するかで判断することが大切です。
REON POCKET 6とPRO Plusを6項目で比較
ここからは、REON POCKET 6とREON POCKET PRO Plusの違いを6項目に分けて詳しく比較します。
スペックの数値だけでなく、その差が実際の選択にどう影響するのかも確認していきましょう。
冷却性能と設計思想の違い
| 項目 | REON POCKET 6 | REON POCKET PRO Plus |
|---|---|---|
| サーモモジュール | 小型DUALサーモモジュール | DUALサーモモジュール |
| 冷却に関する位置づけ | コンパクトさとパワフルな冷却の両立 | シリーズ史上最強の冷却を掲げるフラッグシップ |
| メーカー公表の進化 | RNP-5比で冷却面温度を最大2℃低減 | 従来のRNP-P1比で冷却性能最大約20%向上、冷却面温度最大2℃低減 |
REON POCKET 6は、小型化したDUALサーモモジュールと高効率な放熱機構を組み合わせ、コンパクトな本体での冷却を追求しています。
一方のREON POCKET PRO Plusは、冷却面温度20℃をターゲットとする制御アルゴリズムを採用し、メーカーがシリーズ史上最強の冷却と位置づけるモデルです。
軽さとのバランスなら6、冷却性能を優先するならPRO Plusという方向性の違いがあります。
なお、公表されている向上率や温度差は、それぞれ過去の異なるモデルとの比較結果です。REON POCKET 6とPRO Plusの性能差をそのまま割合で示す数値ではありません。
バッテリー駆動時間の違い
| COOL設定 | REON POCKET 6 | REON POCKET PRO Plus |
|---|---|---|
| レベル1 | 約10時間 | 約34時間 |
| レベル2 | 約8.5時間 | 約27時間 |
| レベル3 | 約7時間 | 約18時間 |
| レベル4 | 約5.5時間 | 約10時間 |
| レベル5 | 約3時間 | 約5.5時間 |
バッテリー駆動時間は、REON POCKET PRO PlusがすべてのCOOLレベルで長く設定されています。
特にレベル4では、REON POCKET 6が約5.5時間であるのに対し、PRO Plusは約10時間です。長時間の外出や勤務中に継続して使いたい場合、この差は重要な判断材料になります。
充電できない時間が長い使い方では、PRO Plusのバッテリー持続時間が大きな強みです。
ただし、実際の駆動時間は使用状況や環境によって変動します。また、PRO PlusはCOOLで15時間連続使用すると一時停止する仕様です。
サイズと重量の違い
| 項目 | REON POCKET 6 | REON POCKET PRO Plus |
|---|---|---|
| 本体のみの外形寸法 | 約53mm×24mm×119mm | 約58mm×36mm×134mm |
| 本体のみの質量 | 約125g | 約194g |
| ネックバンドとアジャスタブルパーツ装着時 | 約110mm×45mm×191mm、約176g | 約125mm×60mm×210mm、約259g |
本体のみの質量はREON POCKET 6が約125g、PRO Plusが約194gで、約69gの差があります。
アジャスタブルエアフローパーツとネックバンドを装着した状態でも、6の約176gに対してPRO Plusは約259gです。
軽さとコンパクトさを優先するなら、REON POCKET 6の方が選びやすい仕様です。
一方でPRO Plusの大きさは、長時間駆動やフラッグシップの冷却設計と合わせて判断する必要があります。重量だけで優劣を決めず、装着時間とのバランスで考えましょう。
充電時間の違い
| 充電状態 | REON POCKET 6 | REON POCKET PRO Plus |
|---|---|---|
| 80%まで | 約60分 | 約120分 |
| 満充電 | 約120分 | 約200分 |
| 充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
充電時間の短さでは、REON POCKET 6が優位です。80%まで約60分、満充電まで約120分となっています。
PRO Plusは80%まで約120分、満充電まで約200分ですが、その分、各COOLレベルで長い駆動時間を確保しています。
こまめに充電して使うなら6、充電後に長く使いたいならPRO Plusという違いがあります。
どちらもUSB Type-C端子を採用していますが、USB ACアダプターは付属品に含まれません。
ネックバンドと装着設計の違い
| 項目 | REON POCKET 6 | REON POCKET PRO Plus |
|---|---|---|
| ネックバンド設計 | アダプティブ・ホールドデザイン | アダプティブ・ホールドデザイン |
| 主な特徴 | 柔軟性を高め、首まわり28cm~46cmに対応 | 従来バンド比で保持力を約40%向上 |
| エアフローパーツ | ショート、アジャスタブル | ショート、アジャスタブル |
両モデルとも、首元に合わせて形状を調整しやすいアダプティブ・ホールドデザインを採用しています。
REON POCKET 6は柔軟性と幅広い首まわりサイズへの対応を特徴とし、PRO Plusは従来の専用ネックバンドPROと比較して保持力を約40%高めています。
軽やかな追従性を重視する6に対し、PRO Plusは長時間使用を意識した安定した保持を追求しています。
また、どちらもショートとアジャスタブルのエアフローパーツを使い分けられます。襟の高さなどに合わせて排気位置を調整できる点は共通しています。
向いている使用シーンの違い
| 使用シーン | REON POCKET 6 | REON POCKET PRO Plus |
|---|---|---|
| 毎日の通勤 | 特に相性がよい | 長時間使用なら候補 |
| 短時間の外出 | 軽さを活かしやすい | 性能重視の場合に候補 |
| 長時間の外回り | 途中で充電できる環境向き | 長い駆動時間を活かしやすい |
| 軽さを優先したい場面 | 向いている | 重量とのバランス確認が必要 |
REON POCKET 6は、メーカーが通勤や外出時の軽やかな冷却体験に最適化したモデルとして位置づけています。
PRO Plusは、最長15時間のSMART COOLモードや長いマニュアルCOOL駆動時間を備え、ビジネスシーンでの長時間使用を意識した設計です。
使用時間が短く着脱や持ち運びが多いなら6、長時間連続して装着するならPRO Plusが候補です。
実際の駆動時間は設定レベルや環境で変わるため、普段の外出時間と使いたい冷却レベルを基準に選びましょう。
REON POCKET 6とPRO Plusの共通点
性能やサイズには違いがありますが、基本機能には共通する部分も多くあります。
どちらを選んでも利用できる主な機能を確認しておきましょう。
冷却と温熱の両方に対応
| 機能 | REON POCKET 6 | REON POCKET PRO Plus |
|---|---|---|
| COOL | レベル1~5 | レベル1~5 |
| WARM | レベル1~4 | レベル1~4 |
| 冷温部素材 | ステンレススティール SUS316L | ステンレススティール SUS316L |
| 使用温度範囲 | 5℃~40℃ | 5℃~40℃ |
両モデルともCOOLとWARMに対応しており、夏の冷却だけでなく寒い時期の温熱にも利用できます。
REON POCKETは冷風や温風を出す機器ではなく、接触部分の体表面を直接冷やしたり温めたりする製品です。
扇風機のような送風式の製品とは仕組みが異なるため、この点は使用目的を考えるうえで確認しておきたいポイントです。
スマート機能とUSB給電動作に対応
両モデルが対応している主な機能は次のとおりです。
- SMART COOLモード
- SMART COOL⇔WARMモード
- SMART WARMモード
- マニュアルモード
- AUTO START/STOP機能
- USB給電動作
基本的な制御機能は両モデルに共通しているため、選択時は重量や駆動時間などの差を重視すると判断しやすくなります。
なお、SMART COOL⇔WARMモードの利用には、対応するREON POCKET TAGとの連携が必要です。セット内容によってTAGの有無が異なる場合があるため、購入時点の構成を確認することが大切です。
REON POCKET 6とPRO Plusをおすすめする人
ここまでの仕様差を踏まえると、2モデルは使用時間と重量への考え方で選び分けやすくなります。
自分の利用場面に近い条件を確認してみましょう。
REON POCKET 6がおすすめの人
REON POCKET 6が向いているのは、次のような方です。
- 通勤や短時間の外出を中心に使いたい方
- 装着時の軽さを重視する方
- コンパクトな本体を選びたい方
- 短時間で充電し直したい方
- 必要な時間だけ効率よく使いたい方
約125gの本体重量と約60分で80%まで充電できる点は、日常の取り回しやすさを重視する方に適しています。
一方で、強いCOOLレベルを長時間使う場合はPRO Plusより駆動時間が短いため、自分の外出時間とのバランスを考えて選びましょう。
REON POCKET PRO Plusがおすすめの人
REON POCKET PRO Plusが向いているのは、次のような方です。
- 長時間の外出や外回りで使いたい方
- 充電できない時間が長い方
- フラッグシップモデルの冷却性能を重視する方
- 強めのCOOL設定でも長く使いたい方
- 装着位置の安定性を重視する方
長いバッテリー駆動時間とシリーズのフラッグシップとしての冷却性能を重視するなら、PRO Plusが有力です。
ただし、本体と装着時の重量はREON POCKET 6より大きいため、軽さを最優先する場合はサイズと重量の差も考慮しましょう。
REON POCKET 6とPRO Plusの比較でよくある質問
REON POCKET 6とREON POCKET PRO Plusを比較するときに確認しておきたい、機能や使用条件に関する疑問を整理します。
REON POCKETは冷風が出る製品ですか?
いいえ。REON POCKETは冷風を送る製品ではありません。本体の冷却面が接触している部分の体表面を直接冷やすウェアラブルサーモデバイスです。
冬も使用できますか?
はい。REON POCKET 6とREON POCKET PRO Plusは、どちらもWARMモードに対応しています。マニュアルモードではWARMレベル1~4から調整できます。
TAGがなくても使用できますか?
マニュアルモードなどTAGを必要としない機能もあります。ただし、周辺環境に応じてCOOLとWARMを自動で切り替えるSMART COOL⇔WARMモードには、対応するREON POCKET TAGとの連携が必要です。
COOLレベル5では何時間使えますか?
メーカー公表の目安では、REON POCKET 6が約3時間、REON POCKET PRO Plusが約5.5時間です。実際の持続時間は使用状況や環境によって変動します。
防水仕様ですか?
両モデルとも冷却・温熱面や内部部品、操作ボタン、USB端子部などに防滴を考慮したシーリングが採用されています。ただし、水滴やほこりの侵入を完全に防ぐものではありません。
どちらも医療機器ですか?
いいえ。REON POCKET PRO Plusの公式仕様では、本商品は医療機器ではないと明記されています。REON POCKETシリーズは、接触部分の体表面を冷却または温熱するウェアラブルサーモデバイスとして使用する製品です。
REON POCKET 6とPRO Plusの比較結果をまとめ
REON POCKET 6とREON POCKET PRO Plusを比較すると、軽量性と充電の速さを重視するなら6、長い駆動時間とフラッグシップの冷却性能を重視するならPRO Plusという違いがあります。
選ぶときは、冷却性能の表現だけで決めず、1回に何時間使うのか、装着時の重量をどこまで重視するのか、途中で充電できる環境があるのかを考えることが大切です。メーカー公表の性能向上率は比較対象となる従来モデルが異なるため、単純な数値差として比較しないよう注意しましょう。
毎日の通勤や短時間の移動を中心に軽快に使うならREON POCKET 6、長時間の外出や外回りでバッテリー持続時間を優先するならREON POCKET PRO Plusを軸に考えると、自分の使い方に合うモデルを判断しやすくなります。



