「OLEDテレビを買うなら最新モデルがいいの?それとも型落ちモデルでも十分?」
そんな疑問を持つ方に向けて、この記事ではLGエレクトロニクスの人気機種「OLED65C5PJA」と「OLED65C4PJA」の違いを徹底的に比較・解説します!
両モデルは画質・音質ともにハイレベルなOLEDテレビですが、実は中身にはしっかりと進化ポイントがあります。
最新の映像エンジンやゲーミング性能、音響の違いなど、買ってから「知らなかった…」と後悔しないための情報を、わかりやすくまとめました。
価格差や使用目的別のおすすめまでしっかり解説していますので、ぜひ最後まで読んで、あなたにぴったりの1台を見つけてください!
C5PJAとC4PJAの基本スペック比較で見える進化ポイント
型番から見る製品シリーズと発売時期の違い
LGの有機ELテレビ「OLED65C5PJA」と「OLED65C4PJA」は、それぞれ2025年モデルと2024年モデルにあたる製品です。型番の「C5」「C4」がそれを示しており、「PJA」は日本市場向けモデルであることを意味します。このように、型番を見るだけでも世代が1年違うことがわかります。
OLEDテレビは毎年アップデートされており、たとえ見た目が似ていても、内部の映像処理エンジンやソフトウェア面では確実に進化があります。発売時期も当然異なり、C5PJAは2025年春モデルとして登場、C4PJAは2024年春モデルとして発売されました。
これにより、C5PJAは最新の映像技術やゲーミング機能、AI音声認識の改善などが期待できるモデルとなっています。とはいえ、前年モデルのC4PJAも非常に高評価のモデルで、価格差によってはC4PJAがコスパ重視の選択になる可能性もあります。
こうした違いを把握することで、「どちらを選ぶべきか」の第一歩が見えてきます。
映像処理エンジンの世代と性能差
LGのOLEDテレビシリーズでは、映像処理の心臓部である「α(アルファ)プロセッサー」の世代が画質に大きく影響します。C5PJAには「α11 AI Processor 4K」が搭載されており、C4PJAの「α9 AI Processor Gen6」よりも1世代新しいエンジンです。
このα11 AIプロセッサーでは、より高度なAI学習により、ノイズ除去、コントラスト調整、AIアップスケーリングの精度が向上しています。特に人の顔や背景の明暗バランスなど、繊細な映像処理の部分で進化が見られます。
また、動きのあるシーン(スポーツやアクション映画など)でも、よりなめらかでブレの少ない映像処理が可能となっているのもポイント。映画やゲームを高画質で楽しみたい人にとって、プロセッサーの世代は非常に重要なチェックポイントになります。
音響性能の違いと新しい技術の有無
C5PJAでは音響にも注力されており、AI Sound Proの精度が一段と進化しています。部屋の音響特性を解析し、視聴環境に最適なサウンドチューニングを自動で行う機能が搭載されています。C4PJAでもこの機能はありますが、C5PJAでは対応するサウンドモードが増え、より立体的な音響体験が可能です。
また、C5PJAはスピーカー構成が強化され、より迫力ある音が楽しめる仕様になっていることも特徴です。テレビ単体でも十分な音質を実現しており、外部スピーカーに頼らなくても映画や音楽を高音質で楽しめます。
このように、映像だけでなく音響面でも地道な進化が加えられているのが、世代の違いを示すポイントです。
ゲーミング機能の進化点
近年、OLEDテレビはゲーム用途としても注目されています。C5PJAでは、ゲームオプティマイザーがさらに強化され、ジャンル別(FPS、RPG、RTSなど)の細かな映像・音声カスタマイズが可能です。
C4PJAもゲーム向け機能は充実していましたが、C5PJAはリフレッシュレートの安定性、VRR(可変リフレッシュレート)の対応範囲が広がり、より快適なゲーム体験が可能となっています。また、入力遅延(インプットラグ)もわずかに改善されており、反応速度を重視するゲーマーにとっては重要なポイントとなるでしょう。
HDMI2.1対応ポートも引き続き4ポート搭載されており、複数のゲーム機やAV機器との接続もスムーズです。
スマート機能やUIの違い
C5PJAでは、LG独自のWebOSが最新バージョンにアップデートされ、より直感的な操作が可能になっています。リモコンの操作性も改良され、音声操作やマジックリモコンによるポインター機能の反応も向上しています。
スマート機能では、YouTubeやNetflixなど主要なストリーミングアプリの操作性や起動速度も高速化。さらに、新たに追加された「パーソナライズドホーム画面」機能により、ユーザーごとにカスタマイズされたおすすめコンテンツが表示されるようになっています。
スマートテレビとしての完成度も、C5PJAではより成熟していることが感じられます。
画質はどこまで進化した?パネル性能と映像エンジンを比較
OLEDパネル自体の違いはあるのか?
OLEDテレビの核心ともいえるのが、やはりパネル性能です。LGのOLEDテレビは自社製の「有機ELパネル(WOLED)」を搭載しています。C5PJAとC4PJAの両モデルとも、基本的なパネル構造には大きな違いはありませんが、C5PJAでは「Brightness Booster Max」という最新の輝度向上技術が搭載されています。
これにより、ピーク輝度が従来よりも高くなり、明るい部屋でもコントラストをしっかりと感じられる映像体験が可能になります。特にHDRコンテンツでその効果が顕著に出ます。たとえば、映画の明暗差が激しいシーンでは、白飛びや黒潰れが起きにくくなり、より自然で立体的な映像表現が可能になっています。
また、反射防止技術や視野角の向上など、細かい改善も加えられており、テレビを複数人で視聴するような場面でも画質の差を感じにくくなっています。
α9 AIプロセッサーの世代比較
C4PJAに搭載されている「α9 Gen6」と、C5PJAに搭載されている「α11 AI Processor 4K」では、映像処理のアルゴリズムに明確な差があります。α11は学習データの解析能力がより向上しており、被写体と背景をより高精度に判別することが可能になりました。
そのため、人物の肌色、目元のハイライト、服のしわなど、細かい部分の再現性が非常にリアルです。映像の奥行き感も増しており、まるで映画館で見ているかのような没入感が得られます。
また、アップスケーリング機能にも磨きがかかっており、地上波放送やSD画質の映像でも、ノイズを抑えながら自然に高画質化してくれます。地デジ中心の視聴者にも嬉しい進化です。
HDRやDolby Visionの描画能力差
HDR(ハイダイナミックレンジ)対応は両モデル共通ですが、C5PJAではより高度な「Dolby Vision IQ Precision Detail」に対応しています。これは部屋の明るさやコンテンツ内容に応じて、HDR効果を最適化してくれる技術です。
C4PJAでもDolby Visionには対応していますが、IQ Precision Detailは未搭載のため、環境光の変化に応じた最適化という面ではC5PJAが一歩リードしています。
また、C5PJAはHDR10、HLG、Dolby Vision、そしてゲーミング向けのHDR(HDR Gaming Interest Group規格)にも完全対応しており、あらゆるコンテンツに対して最大限の画質パフォーマンスを引き出してくれます。
明るさ・コントラスト・発色の違い
先ほど触れた「Brightness Booster Max」に加え、C5PJAでは色の表現力もより豊かになっています。AI Picture Proにより、映像のジャンル(ドラマ、アニメ、ドキュメンタリーなど)を自動認識し、最適な発色とトーンに調整してくれます。
特に赤や青などの彩度の高い色がより自然で鮮やかに見えるようになっており、アニメや自然番組をよく見る方にはうれしいポイントです。
黒の締まりも優秀で、暗いシーンでも階調が潰れず、細部までくっきりと表示されます。これはOLEDならではの「自発光技術」の強みでもあり、パネルと処理エンジンが進化したC5PJAの方がさらにその効果を最大限に引き出せる設計です。
映像モードの対応とカスタマイズ性
C5PJAでは「フィルムメーカー・モード(Filmmaker Mode)」の精度が向上し、監督の意図を忠実に再現する映像体験が可能となりました。また、新たに「AI Picture Wizard」機能が強化され、ユーザー自身が好みの映像を簡単にカスタマイズできるようになっています。
映画モード、スポーツモード、ゲームモード、エコモードなど、使う場面ごとに切り替えられる映像プリセットも両モデルにありますが、C5PJAではシーン認識による自動切り替えもより賢くなっており、利便性がアップしています。
特にこだわり派のユーザーにとって、映像の微調整がしやすくなった点は大きな進化といえるでしょう。
音質の違いはどれくらい?スピーカー構成とAI音声技術をチェック
スピーカーのチャンネル数と出力比較
C4PJAは「2.2ch 40W」のスピーカー構成に対し、C5PJAは「3.1.2ch 60W」へと強化されています。これにより、テレビ単体での立体的な音響体験がより向上しており、特にDolby Atmos対応コンテンツでは音の広がりをより感じられます。
中音域のクリアさや低音の厚みも増しており、映画やスポーツの臨場感が違います。サウンドバーを使わなくても「テレビだけで満足できる音質」を求めるなら、C5PJAが優れています。
このスペック差は以下の表でも明確です:
| モデル | チャンネル構成 | 出力(W) | Dolby Atmos |
|---|---|---|---|
| OLED65C4PJA | 2.2ch | 40W | 対応 |
| OLED65C5PJA | 3.1.2ch | 60W | 対応(強化) |
Dolby AtmosやAI Sound Proの進化
C5PJAに搭載されている「AI Sound Pro 2025」では、音声のジャンル(人の声、爆発音、自然音など)をリアルタイムで分類し、最適な音響チューニングを行います。この処理精度がC4PJAよりも大幅に改善されており、セリフの聞き取りやすさやBGMの迫力が段違いです。
特に映画の吹き替えやナレーション中心のドキュメンタリーでは、C5PJAの方が声がくっきりと浮かび上がるように聞こえるのが特徴です。
ゲーム用途ならどっち?リフレッシュレートと応答速度に注目
VRR・ALLM・G-SYNC・FreeSyncの対応状況
LGのOLEDテレビはもともとゲーミング性能が非常に高く、C4PJAもC5PJAも主要なゲーミング規格に幅広く対応しています。
両モデルとも以下の最新ゲーミング規格に対応済みです:
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VRR(可変リフレッシュレート)
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ALLM(自動低遅延モード)
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NVIDIA G-SYNC Compatible
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AMD FreeSync Premium
ただし、C5PJAではこれらの機能の安定性や互換性がさらに向上しており、新世代のゲーム機(PS5、Xbox Series X、ゲーミングPC)との相性も抜群です。また、C5PJAではVRRの有効範囲が拡大され、より幅広いゲームで効果的に動作するように最適化されています。
ゲームプレイ中にフレームレートが上下しても映像のカクつきが減り、安定した滑らかなプレイ感が得られるのは、C5PJAならではの強みです。
4K120Hz対応の有無と安定性
4K120Hzは両モデルともHDMI2.1ポートを4つ搭載しており、すべてのポートが4K120Hz入力に対応しています。これにより、PS5やゲーミングPCと接続して、高フレームレートでの4Kプレイが可能です。
ただし、C5PJAではパネル制御や画像処理エンジンの進化により、120Hz時の映像安定性がさらに向上しています。特にFPSやレースゲームのようなスピード感のあるゲームでは、細かな動きの再現力に違いを感じるでしょう。
また、C5PJAは「HDR Gaming Interest Group(HGIG)」のガイドラインに準拠したHDRゲーミング表示が強化されており、リアルタイムの明暗表現もより自然で迫力があります。
ゲームオプティマイザー機能の進化
LG独自の「ゲームオプティマイザー」機能は、プレイヤーがゲームジャンルに合わせて画質や音質を細かく設定できる便利な機能です。
C5PJAではUIの操作性が向上し、より視覚的に設定変更が可能となりました。
C4PJAにもこの機能はありますが、C5PJAでは設定項目の種類が増え、以下のようなカスタマイズが可能です:
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FPS / RPG / RTS / スポーツモードの切り替え
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ブラックスタビライザー(暗部の視認性アップ)
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リフレッシュレートや入力遅延の確認表示
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オーディオモードの切り替え
ゲームに最適な映像と音響のバランスをワンタッチで調整できるのは、長時間プレイするゲーマーにとって大きな魅力です。
遅延(インプットラグ)の違い
ゲーム用途で最も重要ともいえる「入力遅延」も、両モデルで優れたパフォーマンスを誇ります。
C4PJAは約9.5ms前後(4K@60Hz時)という非常に優秀な結果を出していましたが、C5PJAではさらに低遅延化が進み、約8ms前後まで短縮されています。
このわずかな差でも、タイミングが重要な格闘ゲームや音ゲーでは体感できる差になることもあります。特にeスポーツ志向の強いユーザーや、反応速度にこだわるゲーマーにはC5PJAのほうがベストな選択といえるでしょう。
ゲームモードでの画質・音質調整
C5PJAでは「ゲームモード」使用時でも画質・音質の自由度がより高く、遅延を抑えながらも美しい映像と迫力ある音を同時に楽しめる仕様になっています。
ゲームモード=画質を犠牲にする、という従来のイメージを覆すクオリティで、HDR表現も十分。音質面でもAI Sound Proがしっかり機能し、敵の足音や環境音をリアルに再現してくれます。
C4PJAでも十分に高品質なゲーム体験ができますが、C5PJAは「より快適で、より細やかな設定ができる」という点で、明確に進化しています。
価格差の価値はある?コスパ視点での選び方とおすすめユーザー層
発売価格と現在の市場価格の比較
C5PJAは最新の2025年モデルとして登場しており、発売当初の価格はおおよそ45〜50万円前後でスタートしています。一方、C4PJAは2024年モデルということもあり、在庫限りの型落ち価格で35万円前後に下がっていることが多く、実売価格には10万円以上の差が出ているケースもあります(2026年2月現在)。
ただし、この価格差は購入タイミングによって変動するため、特にC4PJAを検討する際は「在庫の有無」「展示品・アウトレット品の有無」などもチェックすることが重要です。
つまり、価格差はあるが、その分スペック面でもC5PJAには優位点が多く含まれている、というバランスになります。
| モデル | 発売年 | 発売時価格 | 実売価格(目安) |
|---|---|---|---|
| C4PJA | 2024年 | 約45万円 | 約35万円 |
| C5PJA | 2025年 | 約50万円 | 約45万円 |
機能差と価格差のバランスを検証
ここで「10万円の差に見合う機能差があるのか?」という視点が重要になります。
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映像エンジンの進化(α11)
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音響構成の強化(3.1.2ch)
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HDR表示性能の向上
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ゲーム機能の強化
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最新UI・スマート機能の刷新
これらを重視するユーザーにとっては、価格差以上の価値があるといえるでしょう。一方で、地デジ中心の視聴やネット動画メインであれば、C4PJAでも十分高品質な体験が可能です。
画質や音質にそれほど強いこだわりがなければ、価格が下がっているC4PJAの方が「お買い得感」が強いのも事実です。
使い方別おすすめモデル(映画・スポーツ・ゲーム)
使用目的に応じたおすすめモデルは以下の通りです:
| 用途 | おすすめモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 映画鑑賞 | C5PJA | 高精度な映像処理と音響強化 |
| スポーツ視聴 | C5PJA | 動きのなめらかさと明るさが優秀 |
| ゲームプレイ | C5PJA | 入力遅延とカスタマイズ性が優秀 |
| ネット動画視聴 | C4PJA | 高コスパでアプリも快適 |
| 地デジメイン | C4PJA | 必要十分な画質とコスト抑制 |
このように、C5PJAは“全方位で強化された万能機”、C4PJAは“性能と価格のバランスが取れたお得モデル”という位置づけになります。
型落ち品を買うメリット・注意点
型落ちモデル(C4PJA)を選ぶ最大のメリットは、やはり価格です。高性能テレビを少しでも安く手に入れたい人には非常に魅力的な選択肢になります。
ただし、以下の注意点もあります:
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在庫が少なく、購入できるタイミングが限られる
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展示品やアウトレット品は保証が短いことがある
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新機能が非対応であることを理解した上で選ぶ必要がある
これらを理解していれば、型落ち品は「賢い買い物」となるでしょう。
C5PJAは誰におすすめ?C4PJAが合う人は?
C5PJAを選ぶべき人:
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最新機能・最高画質にこだわりたい
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映画やゲームを最高の環境で楽しみたい
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テレビ1台で音響も満足したい
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将来的な長期使用を前提にしたい
C4PJAを選ぶべき人:
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コストを抑えつつ高画質を楽しみたい
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地デジやYouTube視聴が中心
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外部スピーカーやサウンドバーを活用する予定
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特に最新機能にこだわりがない
このように、どちらのモデルも優秀であることに変わりはありませんが、自分の視聴スタイルや予算に合わせて賢く選ぶことが最も重要です。
まとめ
LGの有機ELテレビ「OLED65C5PJA」と「OLED65C4PJA」は、どちらも非常に高性能なモデルでありながら、それぞれに明確な特徴と違いがあります。
C5PJAは最新の映像処理エンジンや音響強化、ゲーミング機能の進化が施されており、最高の視聴体験を求める人にとってベストな選択肢です。特に映画・スポーツ・ゲームなど幅広く楽しみたい方には、画質・音質ともに満足度が高いモデルです。
一方、C4PJAは型落ちモデルとはいえ、基本性能が非常に高く、価格も抑えられているため、コストパフォーマンスを重視する人には理想的な選択です。地デジやネット動画が中心の人であれば、十分満足できる内容となっています。
どちらを選んでも「失敗だった」と感じることは少ないはずですが、自分の用途・予算・ライフスタイルを基準に選ぶことで、より満足度の高い買い物になります。
ぜひこの記事を参考に、後悔のないテレビ選びをしてください。


